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【鎧塚俊彦】シリコンヘラ TY-006 について!《現役シェフレビュー》

お菓子作りにおける生地の状態はゴムベラ一つで変わってくるので、どうせなら良いものを1本欲しいところ。

ただし、材質や硬さによってはお菓子向き、料理向きのゴムベラがあります。

今回はパティシエ界の巨匠【鎧塚俊彦】さんが手掛けたゴムベラを使用してみました!

デザート作り用のゴムベラを探している方は必見です!

 本記事の権威性

サイト管理者:かえる(現役フレンチシェフ)

料理歴18年。浅草リエーブルからフランス料理の世界に入り、リゾートホテル、都内、横浜のミシュラン星付きレストラン、銀座ビストロなどで研鑽し、32歳で結婚式場の料理長。パティシエとしても5年間経験し、料理、製菓、製パンなど何でもこなします。

◆目次
1.【鎧塚俊彦】シリコンヘラ TY-006について!
2.【鎧塚俊彦】シリコンヘラのメリット
 2-1.メリット①ボウルに生地を残さない、抜群の使いやすさ!
 2-2.メリット②使える温度帯が幅広い!
3.弱点は?【鎧塚俊彦】シリコンヘラのデメリット
 3-1.デメリット①料理向きではない
 3-2.デメリット②値段が少し高め
4.他のゴムベラと比べてどうなの?現役シェフが比較します!
5.まとめ

1.【鎧塚俊彦】シリコンヘラ TY-006について!

・【鎧塚俊彦】シリコンゴムヘラTY-006

参考

【鎧塚俊彦】さんはベルギーの三ツ星レストラン「ブリュノウ」でシェフパティシエになり、帰国後「Toshi Yoroizuka」を立ち上げたパティシエ界の巨匠です!

そんな物凄いプロのパティシエが手がけるゴムベラ!

「デザートにたくさん使用したい!」という方に一番ピッタリのゴムベラです!

今回は《鎧塚俊彦 シリコンヘラ TY-006》について実際に使った感想も含めて解説していきます。

《鎧塚俊彦 シリコンヘラ TY-006》特徴

  • 耐熱220℃/-20℃
  • 中心に鉄の芯があるシリコン製
  • ヘラの部分と柄の部分が一体型で衛生的
  • 柔軟性に優れている
  • スタイリッシュな黒のデザイン
  • 長さは27.5cm
値段はAmazonで990円で買えます。

もちろんお店で使用するのに十分なスペックですが、メリット、デメリットがありますので見ていきましょう!

2.【鎧塚俊彦】シリコンヘラのメリット

鎧塚ブランドのこのゴムベラは、持ち手の部分とヘラが一体型になっている構造なので洗いやすく非常に衛生的です。

シリコン製で、ヴィネガーの酸や、梅干しなどのアルカリなどに使用しても問題ありません。色が黒なので、変色の心配が無いのも良いですね。

個人的にはデザインがものすごく気に入ってます!かっこいいデザインなので飾りたくなりますね。

そんな中でも、このメリットがすごい!という【鎧塚俊彦】シリコンヘラならではのものをご紹介します!

2-1.メリット①ボウルに生地を残さない、抜群の使いやすさ!

他のゴムベラと比較したときに、抜群の柔軟性があり非常に使いやすいです!

お菓子で使う場合、硬すぎるとボウルからホイップクリームが取りづらかったり、お菓子の生地などが混ぜにくかったりします。

それにこのゴムベラはヘラの部分の大きさも丁度良いですね。大きすぎると使いにくいし、小さくても生地が全然混ざらないのでかなり重要ポイントです。

参考

お菓子を作る際、混ぜる回数はとても重要で、何度も混ぜすぎると空気がつぶれてしまいますので丁度良い混ぜやすいヘラを使うのが一番良いんです。

このゴムベラは柔軟性もありますがしっかりとした作りなので耐久性もしっかりとしています。芯に鉄の芯が入っているので、お菓子で使うのには問題無しです。

想像していた以上に使いやすいです!ボールの中で縁から混ぜる時や型に流す時などキレイにできます。しなりも良く、つなぎ目がないので洗いやすいです!
柔らかすぎず、かたすぎずでとても使いやすかったです!

2-2.メリット②使える温度帯が幅広い!

お菓子で使う場合、温度帯はとても重要です。

耐熱も220℃なのでジャムや飴にも使えますし、耐冷は-20℃なのでお菓子作りにはもってこいです!

注意ポイント

たまに耐冷がついていないゴムベラもあるので選ぶ際は注意が必要です。

100均のゴムベラにも耐熱、耐冷はついているんですが、耐久性に問題があるんです。

やはり安いとゴムの劣化が早くて異物混入になりそうだったので、お店では早めに捨てました。

お菓子作りでは、生地、ムースなど色々混ぜる作業が多いので耐久性は大事なんです。
耐熱という事でオムレツを作ってみましたが、とても使いやすかったです!まだ数回の使用ですが、現状は良い感じ。
手元にあるヘラでチョコレートを溶かしていたらヘラが溶けて壊れたので、この耐熱効果のあるシリコンヘラを購入しました。チョコレートを溶かすどころか、炒め物をしていても溶けません!

3.弱点は?【鎧塚俊彦】シリコンヘラのデメリット

鎧塚 俊彦 シリコンヘラ TY-006

このゴムベラにもデメリットはあります。

デザートではピカイチの性能ですが、他も見ていきましょう!

3-1.デメリット①料理向きではない

柔軟性があってよくしなるので、炒め物などの調理や、濃度の重たい料理を作るときなどに向いていません。

ちょっとした調理でしたら問題ないですが、このゴムベラはお菓子で使っていくのがおすすめですね。デザート用としてはかなり良いので!

口コミとしては料理に使いづらいという意見はあまりないのですが、使ってみた私の体感として料理に使うのならもう少し固めの方が混ぜやすいなと感じました。それにあまり固かったり、多い量の料理の場合は折れるんじゃないか?と心配な感じですね。

3-2.デメリット②値段が少し高め

Amazonで買うと1本で990円します。約1,000円。

ゴムベラにしてはちょっと高いですね。100均で100円で売ってますし、それなりのものも500円くらい出せば売っています。

ただし、使ってみるとよく分かります。クオリティが全然違いますので、正直お菓子の完成度にも直結してきます。

それに、安いものと比べて長持ちするので割とコスパは悪くないです。

安いものだと最初はいいんですが、何ヶ月か使っていると先っぽが切れたり、割れたりするのでちゃんとしたものの方が良いです。

4.他のゴムベラと比べてどうなの?現役シェフが比較します!

ゴムベラの価格帯は100円~高くて1000円台前半くらいです。

ここで比べるポイントとなるのが、

✅使いやすさ
✅耐久性
✅デザイン

ともう一つ

ゴムベラのヘラの部分の可動域を見た方が良いです。

鎧塚 俊彦 シリコンヘラ TY-006

使いやすさで言えば料理50点、お菓子100点のデザート専用といった位置づけになります。

料理もお菓子も使いたい方は、もっと他に万能的に使えるものもあるので他が良いですね。

しかし、デザートをよりクオリティ高く、ストレスなく作りたいのであればこのゴムベラ一択です。

もしも料理メインで使いたかったり、他と比べたい場合はこちらの記事を参考にして下さい。

どちらにしますか?シェフが使うおすすめのゴムベラTOP3

個人的に結構買ってよかった商品です。デザイン、使いやすさが抜群なので。

5.まとめ

色々な種類がある中で、お菓子をメインに使っていきたいと考えているのなら【鎧塚俊彦】シリコンヘラ TY-006が一番おすすめです。

ゴムベラを買う機会なんて何度もないので、これを買っておけば間違いないです。

どうせお菓子を作るのなら、ちゃんとした道具を使って美味しくて映えるお菓子を作りたいですね♪

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